お袋の味、郷土料理「はっと」
「はっと」は、登米地域でよく食べられている代表的な郷土料理です。小麦粉に水を加えよく練って寝かせ、その熟成した生地を指で薄く延ばしながら、登米名産のあぶら麩やキノコなどの入った醤油仕立ての汁に入れ茹であげます。また、お湯で茹でたものにあずきや、枝豆をすりつぶした「ずんだ」などに絡めて食べたりもします。
ツルツル,シコシコと食感がやみつきになる「はっと」は大人も子供も大好きで、「はっと音頭」「はっとの唄」なども作られ親しまれています。
また名前の由来も、昔年貢を納め食べるものが無かった農民が米の代わりに食べていたこの料理を、「こんな美味い物を農民に食べさせるのは、ご法度だ」と当時の大名が言ったことから、「ご法度」=「はっと」と呼ばれるようになったという説があるほど。
市内には「はっと料理」が食べられる店が数多くあり、冬には各地自慢の「はっと」の食べ比べが出来る「はっと屋台村」や「日本一はっとフェスティバル」が開催されます。
アクセス
住所 | 〒987-0702 宮城県登米市 |
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電話番号 | 登米はっとの会(北上食品) 0220-42-2140 |
営業時間 | |
休業日 | |
URL | https://www.city.tome.miyagi.jp/kirakira/shoku/hatto.html |